加藤学(かとうまなぶ)
入社:2006年
所属:NITTO METAL INDUSTRY CEBU INC.駐在
(現地法人:社長)
基本的には全ての仕事に携わります。現地の外注との価格交渉。品質管理や工場内の現地スタッフへの指示。出荷計画に沿った生産計画の構築。日本や中国から部材を輸入することも多く、過不足なく部材を確保しておくための在庫管理も重要な仕事です。もちろん、製品の出荷や部材の調達などの輸出入業務も欠かせません。また、生産の場面以外でも経理や人事労務、現地スタッフの教育・研修といった仕事もこなします。工場のトイレが壊れたら修理もしなきゃいけません。ありとあらゆる仕事をこなすために、毎日ありとあらゆる人と会い、さまざまな交渉や情報交換を行っています。
やはり一番はコミュニケーションです。下手な英語で現地スタッフに仕事を説明すると、「OK、OK。問題ない。」と言って作業を始めますが、後で見に行くと説明したこととぜんぜん違うことをやっていたりします。やはり現場では一緒に作業して、実際にやって見せることが一番なんです。また、文化の違いに面くらうことも多いです。仕事に対するスタンスが日本人とは基本的に違います。どちらがいいかは別にして、基本的に仕事で無理はしませんし、頼んだ仕事が期日を過ぎても仕上がっていないことも頻繁にあります。そうした文化の違いを受け入れて、どうにか現場を回していく毎日です。ただ、苦労だとは思いません。たくさんの人に助けられているので、楽しんで働けています。
散歩してることが多いですね。街中やショッピングモールをブラブラ歩き回ることが楽しいです。平日はどうしても、会社とアパートの行き帰りで終ってしまいますので、エクササイズも兼ねたウォーキングの気分です。
また、たまに誘われてゴルフにも行きます。
練習もしていないので、スコアは酷いもんですが。
橋口大勢(はしぐちたいせい)
入社:2014年
所属:NITTO METAL INDUSTRY CEBU INC.駐在
(現地法人:ファクトリーマネージャー)
セブ工場では製造に関連する業務を中心に、すべての業務に携わっています。製造面では、生産する為の設備のメンテナンスや調整、生産の段取りから始まり、生産方法や品質の教育、指導を行い、生産をスムーズに進められるようにコントロールします。そのほかにも、日本の取引先や、現地の日系企業、現地ローカル企業と納期や品質、単価交渉を行ったり、何か問題が発生した際はトラブル対処を行ったりと様々な業務を日々行っています。全ての業務に携わりますが、一人で全てをできるわけではないので、上司や日東本社、セブ工場のスタッフの皆の協力やアイデアをお借りしながら、日々業務を進めています。
最も苦労する事は、コミュニケーションです。コミュニケーションには、言語の壁のほかにも、価値観・文化の壁があるので、言葉は理解できていても、程度や細かいニュアンス等は伝わっていない事が少なくはありません。特に仕事に関しては、仕事に対する考え方に始まり、納期遵守、品質保証まで、同じものは無い。といっても過言ではないくらい価値観は違うので、言葉は通じていても自分の意図が通じない事は数えきれないほど体験しました。
フィリピンは1年を通して温かい気候なので、散歩やスキューバダイビング、喫茶店で読書をする等、外に出て過ごす事が多いです。特にセブの海は非常に澄んでおり、観光地としても有名です。南国の海で楽しく過ごす事で、やる気を蓄え、次の1週間も元気に仕事をする事ができます。