いきなり、質問してもいいですか。
「フィリピンのセブ島に、新工場を立ち上げて欲しい」…と言われたら、どうしますか?
想像がつかない?それでは、
「入社半年ですが、来月から中国工場へ赴任してください」…と言われたら?
ワクワクする?それとも、逃げたくなる?
答えを出す前に少し、私たちの紹介をさせてください。
株式会社日東の設立は1953年、けっこう歴史のある会社なんです。
本社は愛知県春日井市で、お隣りの小牧市にも工場があります。
おっと、ローカル企業と思ってナメてもらっちゃ困ります。
中国進出は10年以上も前のこと。
チャイナリスクなんて言葉はどこ吹く風で、現地での徹底した人材育成によって成長を重ね、
今では中国から世界中に製品を送り出しています。
さらにフィリピンのセブ島にも工場を設立しました。
ASEANの物流の中心地になれる可能性がある好立地に加え、
あまり日本企業が進出していない…という事実にも惹かれました。
それに、南国に出張に行けるってなんか楽しいじゃないですか。
それで、何を作っている会社なのか?ですって?
これがひと言では言えません。
板金・プレス・樹脂加工などの得意技術を武器に、あらゆる製品を作っているメーカーだからです。
自動車部品やパチンコ部品…なんてものに加えて、
台車や生活雑貨、軽家具まで。
自社ブランド「COLLEND」を立ち上げ、
今後は様々なオリジナル商品を世に送り出し、
新たな事業の柱に育てようと構想中です。
グローバル展開も視野に入れ、「英語で預かる学童保育」なんていう製造業らしからぬ新事業も始めました。
「面白そうなら、何でもやる」というのが私たちを表すキーワード。
確かに、中国工場に赴任した社員…大変な苦労をしています。
フィリピンの新工場設立に関わったメンバー…筆舌に尽くしがたいプレッシャーだったでしょう。
でもね、海外の1年の経験は、日本で過ごす5年を軽く凌駕すると思うのです。
私も24歳のとき、-25℃の真冬の中国で、ヤギの放牧地だったところに工場を立ち上げたという経験があります。
だから、苦労の先にある本当の楽しさを味わいたいという、今ドキ珍しい精神を持つあなた、
どれだけ足をバタつかせてもいい、一緒に、世界に羽ばたきませんか。