NITTO IZM

日東イズム

「ハイテクをローテクで支える」メーカーです。

飛び抜けた発想力で時代の半歩先を走ってきました。

飛び抜けた発想力で時代の半歩先を走ってきました。

1953年、日東は板金・プレス工場として産声をあげました。当初のメイン事業はパチンコ部品の製造です。しかし、黎明期からただのモノづくり企業とはひと味違っていました。板金・プレス技術を軸に洗濯機のボディ製作事業に着手したかと思えば、建築ラッシュの勢いを逃さず、エレベーターの設計・製造事業に乗り出します。自社技術に限界を設けず、「できること」をドンドン増やしていったのです。やがて、製品設計、金型製作、プラスチック部品といったモノづくりの根幹を担う部分でノウハウを重ね、さまざまな製品をワンストップで製造できるメーカーへと成長します。

その技術と情熱は、やがて数々のユニークな自社製品の開発へと向けられました。あるときには、世間の話題をさらった「ステンレス墓石の自社開発・発売」という事業まで生み出したくらいです。特徴的なのは、事業だけではありません。社員の福利厚生面でも地元の経済界の注目を集めます。時代に先駆けた完全週休2日制の導入、皆勤賞に海外旅行、勤続年数に応じた純金でのボーナス支給など、「他がやらないことをやる」個性的な施策で業績を伸ばす企業として、その名を馳せていきました。

「ハイテクをローテクで支える」メーカーです。

「ハイテクをローテクで支える」メーカーです。

しかし、それでも思う人がいるでしょう。「今の時代に板金・プレス技術の需要ってそんなにあるのか」と。では考えてみてください。現在、時代を席巻しているスマートフォンやあらゆる情報端末といった先端機器でさえ、その製造過程で使われるハイテクマシンには板金技術が詰まっているのです。あるいは、自動車技術がどれだけ進歩しても、先端技術がつまった機器を覆うのは板金や樹脂加工といったローテクを駆使した外装部品です。内部の技術がどれだけ進歩しようとも、「ハイテクを支えるローテク技術」は欠かせないのです。さらに日東は、「ローテク技術をハイテクで極める」メーカーです。ローテク製品を生み出すための最新技術の投入を惜しまず、工場内には先端の設備が並んでいます。また、時代は海外とみるやいち早く中国工場を設立し、積極的な海外投資によって事業を多方面に展開してきました。

製造業から製造商社へ。

製造業から製造商社へ。

自らを定義せず、できることに限界を作らない。それが日東の根幹です。「日東は何のメーカーですか」という質問には多くの答えが必要です。パチンコ部品メーカーであり、自動車部品メーカーでもあります。自社ブランドの台車を開発・製造・販売しています。工作機械の部品メーカーです。それどころか、キティちゃんグッズの企画・製作・販売も行っています。「日東」の企業名に対する肩書きは、今後もさらに増えていくでしょう。

ひとつのキーワードになるのは海外展開です。世界に羽ばたくローカル企業として、その軸足をさらに外へ広げます。フィリピンのセブ工場を拠点に、東南アジアへの展開も開始しました。もちろん自社ブランドの開発も積極的に行っていきます。「製造業」という固定観念にもとらわれません。必要な製品や部品を世界各国から調達する、「商社機能を持つ製造業」という稀有な企業として成長を遂げていく可能性を夢見ています。だからこそ、これからの挑戦をともに歩んでくれる仲間を求めているのです。